すっかり冬支度に突入している季節になりましたが
夏に上海に行ったことを書きます。
上海万博へ行く!と意気込んで安いパッケージツアーに娘と二人で
行ってきました。
韓国よりも、よりディープだとはうすうす分かっていましたが
実際は想像を上回る程、相当ディープでした。
上海は東京と同じく暑い、暑い、暑い、夜になったらなったでかなり蒸し暑く
現地の屋台は絶対体験してみたかったわたしでしたが
そのすさまじい光景を見たらひるんでしまいました。
それはこのクソが付くほど蒸し暑いのに屋台ときたら
食べ物がずーーーーーっと放置したまま。
作ったものもいったいこれはいつからこの状態で保存されているのか、
展示物と化しているものを食べるにはさすがに怖かった。
しかも、トランクス一丁で調理するおじさん。ラフすぎませんか???
でもでも、朝起きて、近所を探索したら ありました!
地元の朝市が。
太極拳のミュージックがそこらじゅうから聞こえてきて中国感たっぷり。
ここは地元のみなさんが朝食に利用している市場のようです。
いたるとことに美味しそうな湯気を立てながら
蒸かしている肉まんやさんや、よくわからないクレープのように
焼いて、ねぎなどをトッピングしているもの。
生地は推測するに、豆乳ベース? んーまったく謎だった。
一番ならんでる肉まん屋さんに並び
メニューの漢字がよくわからないけど、トップに表示されているものが
とりあえず基本的なものだと思い、コレコレ(指で2個!)とジェスチャーする。
なんとここの
肉まん、1個約1元(15円程度)ありえないほど安いしうまいっ。
中華街で買ったら360円はするようなデキなのに。
これを知ったときから 「肉まん15円」と品質と価格の基準が
出来てしまった。
こんな高品質なものが15円なのにスタバのコーヒーは日本の物価とさほど
変わらないということは スイスイと飲んでいる庶民は庶民じゃないのか?
レストランもお昼を食べたら150元ぐらいした。
上海庶民はどう思っているのだろう。単純に計算すると
肉まんが150個も食べれる価格なのに。
凝りやすい性分なので、しばらくは家でも肉まんを作り続けた。
皮をかっこよく包むのが相当至難の業だ。
買ってきたスーパーで一番高級(ちなみに10元)
な黒酢をつけてしばらくは上海気分に浸った。