2010年 01月 03日
コチュジャンマスターへの道のり |
※ 24時間経過した麦芽水 グレーっぽくなって香りもいい感じ。
ソウルより南へ2時間ぐらい下った所に
デジョン太田대전という町がある。
先生の紹介で知り合いのお家でコチュジャンづくりをするので
見せていただけるということになり、そこまで案内して頂いた。
人生初のKTXに乗り込み、デジョンまで1時間弱で到着。
伝統的な韓屋で立派な中庭があり、直火で炊く大きな釜がある。
それを見ただけでテンションがグイグイ上がる。
予め準備しておいてくれたものを見せてくれて
段取りも全部されていたので、完成されたものを
最終的に入れる材料、唐辛子、メジュカル
(大豆を発酵させて乾燥させたもの)
を和えるだけだ。
それにしてもここまでの準備はまるまる二日以上かかるわけで
本当に手間と時間のかかるものなのだとしみじみ。
おばあさんたちはコチュジャンを作り続けて
もう何十年というベテラン中のベテランなので作るのに
分量とか全く気にしない。
長年の勘、感覚と雰囲気で作っているので
何グラムですか?
なんて質問をしても「상관없어!」(適当だ)
とか言って全くアバウトで、これよりは多めだとか
水はこれに半分程度、、とか
(だいたい炊飯ジャーの容量も謎である。)
まったく野暮な質問だと気づく。
かなりハイレベルなので
だいたい見れば適当に作れても
コチュジャンに関してはまったく知識も
見たこともないド素人の私に未知のものだった。
正確な分量はともかく、麦芽ともち米を炊飯ジャーに入れて
二日間保温状態で発酵させるとうのが
わたし的にはかなり『キモ』だった。
分量は適当で、それをとりあえず実行してみた。
これが完成すると、それをザルで漉して今度は
その水を半分になるまで煮詰めるというのだ。
それを冷まし、唐辛子とメジュカル。塩を入れて完成させる。
メジュカルは唐辛子より多くてはいけない。
という これまたアバウトな指示があり
できるか心配になる・
とりあえず保温して24時間経過したので
あと1日じっと待ってみる。
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by 1031miha
| 2010-01-03 12:08
| 材料